観光、スポーツを通じて
湯沢の未来を創る
飯田まさよし
1989年8月26日生まれ、33歳
土樽小学校・湯沢中学校・八海高等学校・専修大学経営学部経営学科卒業
学生時代はアルペンスキーを12年間継続。全国大会優勝や入賞しつつも、事故や怪我、指定難病の発症などを経験。
新卒の企業で実績を出し、1年で退社独立。その後は、西日本を中心に営業支援、教育支援、地方創生、生態系の研究活動に従事。
2021年7月に新潟県、越後湯沢町の家業の事業承継へ。
1989年8月26日生まれ、33歳
土樽小学校・湯沢中学校・八海高等学校・専修大学経営学部経営学科卒業
学生時代はアルペンスキーを12年間継続。全国大会優勝や入賞しつつも、事故や怪我、指定難病の発症などを経験。
新卒の企業で実績を出し、1年で退社独立。その後は、西日本を中心に営業支援、教育支援、地方創生、生態系の研究活動に従事。
2021年7月に新潟県、越後湯沢町の家業の事業承継へ。
「おお!帰ってきたか!」
「まーちゃん!元気してた!?」
私が2021年7月に湯沢に戻ってきた時に多くの方々から温かいお声をいただき、生まれ育ったこの町が好きだと改めて思いました。
小学校から大学生までアルペンスキー競技に専念し、大学在学中は競技生活を続けながら成果報酬型の営業代行会社で営業マンとしてビジネスの世界に入り、
学生団体を作り、東日本大震災の復興活動で現地に泊まり込みで活動し、仮設住宅の引越しのお手伝いや子供達の遊びは出来ても、被災された方々の経済的な支援が何ひとつお役に立てないことが悔しくて、新卒で東証一部上場企業に入社したのが社会人としての始まりでした。
新卒の会社では全社員の中から5名が選抜される新規事業開発メンバーを任命され、九州初の新人賞、1,500名中の3位を1年目で受賞し、1年で退社、その後独立。23歳が「次世代の人材を育成する」と知人と一緒に会社を設立して、大学生向けの教育支援、営業代行、WEBマーケティング、地方創生などに奔走してきました。
「新型コロナウイルスで打撃を受けている家業(宿泊業)を潰す訳にはいかない」と思い、2021年7月に湯沢町へ戻り、家業の事業承継、オンラインで全国のクライアントとやり取りしています。
まだまだ社会や時勢を変えるほどの影響力はありませんが、私が大好きなこの湯沢町に住まわれている住民や事業者の方々が今日よりも明日、明日よりも明後日、この町の未来を皆で明るく語り合える、そんなお役に立てるよう日々頑張ります。
飯田 正義
【YUZAWAモニュメントの企画制作運用】
2021年10月紅葉鑑賞で来られた方を対象に駅中でアンケート調査を実施。もみじ色の山々や湯沢の食や観光を堪能し、笑顔溢れるお話を多数いただきました。一方で紅葉鑑賞に来られているのに、写真を撮っていないお客様は3割を超えており、写真を撮られているのにSNSに投稿されていない層を合わせると52.2%という結果でした。
人工物で自然の景観を壊すことは良くないですが、家族での記念撮影や湯沢に来られた想い出を写真としての思い出へ昇華させるためにモニュメント設置を湯沢町や湯沢DMOに提案。湯沢DMOから予算を設けていただき、まずは試行なのでコメリで発泡スチロールを購入し、オールユースの皆さんと協力して制作しました。
【冬季の観光客アンケート調査】
2022年3月春休み期間に町内11スキー場へ来られてた方を対象にアンケート調査を実施。各スキー場毎に移動手段や宿泊の有無、グリーンシーズンの来町有無などを収集し、合計の調査人数は896名、スノーボードが5割、スキーが4割、鑑賞や観光が1割という結果でした。
スキー場によって新規・リピーターの割合が異なったり、日帰りや連泊などの割合が異なっていることから、スキー場に来られているお客様の情報がリアルタイムで町内の事業者が把握出来るような仕組みを提案。
湯沢町観光戦略会議でも観光客情報の統計や観光消費額の収集が課題に上がっていたので、当面は来期も個人的に収集しつつ、町や事業者がより連携されたプロモーションを模索しています。
【グリーン季の観光客アンケート調査】
2022年8月-11月グリーンシーズン期間に町内の7施設や十日町市の清津峡で観光客来場調査を実施。調査件数は2,134件、冬季と比べ、長野や群馬へ向かう途中の経由地としての利用が多くあり、日帰り層の来場が散見され、夏季は51%、秋季は36%が日帰りのお客様となった。
ちなみに、2019年冬季に町が調査した日帰り層は16.7%、前段の2022年冬季個人調査では37.8%となっており、新型コロナウイルスの影響は限りなく減少傾向となっている。以上のことから冬季だけでなく、グリーン季の誘客施策、観光コンテンツの整備及び掘り起こしは町や湯沢DMOとしても課題意識は強く会議を重ねています。
【湯沢学園と地域教育イベントの開催】
2023年3月湯沢中里観光協会が開催している街中キャンドルで子どもたちが雪像を制作する地域教育の小規模版を開催。湯沢学園内でチラシの配布、事前打ち合わせで会議室の利用にご協力いただきつつ、湯沢中里スノーリゾートからもスキーセンター前の区画を用意していただきました。当日はスキー場に来られていた子どもたちも含めて約50名超の参加があり、夜の冬花火では621名の方々がスキー場に来場されていました。(昨年は458名、昨対比36%増)
文科省が推進しているコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)では、地域と一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校づくり」とあるように、観光立町である湯沢町に住んでいる子どもたちが、観光やお祭りを楽しみつつ、観光行事の運営に触れられる機会が生み出せるよう今後も模索していきます。また、4月の現時点では湯沢DMOや町内のお祭りやイベント、湯沢学園のスケジュールを洗い出し、年間のグランドラインを「観光」「教育」の二軸からカレンダー制作をし、関係各社各位に共有しています。
参照元:湯沢学園について
2023年3月11日湯沢中里スノーリゾート
スキーセンター4階より撮影
【スキー学校やスキージュニアの先生・コーチ】
2023年1月-3月は家業や個人の事業、活動の合間にスキー学校の先生やコーチとして積極的に活動。シーズンを通して100名以上の指導を行いつつ、スキー人口の減少を肌で感じ取りとても複雑な気持ちとなりました。ただし、これはスキーだけに言える話ではなく、スキーとスノボーの人口は1993年が1860万と最高を記録し、今では約4分の1の430万人まで減少しています。(93年よりも77%減)
経済的な不況や娯楽の多様化など現状を整理すると要因は多岐にあります。冬季アンケート結果でもあるように、既存のお客様はトレーニングのように何本も滑走をしたり、毎回毎回違うスキー場に滑っている訳ではなく、毎年来ているスキー場や宿が好きで来られています。とすると、既に来られている方々がより満足していただけるような付加価値の創出や新規のお客様がその空間、場所、ヒトをリピーターの方々のように「好き」になっていただく為のサービス設計を関係各社と協議していくべきと考えています。全てを一斉には出来ないので引き続き冬季がより良くなり、グリーンシーズンもお客様が満足していただけるよう、町の観光に尽力していきます。
平成元年8月26日生まれ 33歳
土樽小学校・湯沢中学校・八海高等学校
専修大学経営学部経営学科卒業
10歳から22歳までアルペンスキーで活躍
全国大会準優勝、ジュニアオリンピック優勝
大学在学中に営業代行業務、学生団体の設立
新卒企業で九州支社初の全国新人賞、1年目で1,500名中3位受賞、独立
西日本を中心に営業支援、教育支援、地方創生、生態系の研究活動に従事。
2021年7月に新潟県、越後湯沢町の家業の事業承継へ。
2012年4月(22歳)
株式会社フォーバル入社(東証一部上場:証券コード8275)
入社後、新規事業開発メンバー全社員の5名に選抜
1年目で九州初の新人賞、1,500名3位受賞
2013年10月(23歳)
教育支援企業を創業、執行役員就任
営業活動を通じた人材育成輩出に従事
2017年9月(27歳)
システム開発企業を創業、代表取締役就任
九州、中国、四国、関西地域の地方創生に従事
2021年7月(31歳)
湯沢中里の家業(宿泊業)の事業承継
2021年9月(32歳)
障がい者対象のeスポーツ大会、支援開始
全国大会の企画・マーケティングに従事
2022年7月(32歳)
湯沢町観光戦略会議 委員就任
2022年10月(33歳)
湯沢DMO DX推進ワーキングチーム参画
東京駅から越後湯沢駅は新幹線で約70分
湯沢駅からは徒歩約50分ほど
越後中里駅から徒歩約10分
東京駅から車で約150分
越後湯沢駅から車で約10分
越後中里駅から車で約1分